官能小説『秘愛館“睡蓮亭”』 第5話 恋歌様作

ぐりゅん、と音を立てて肉棒は宏美の肉路に刺さり、そのまま全てが入るまで肉壺
を前進した。何度聞いても興奮する母のあえぎを聞きながら成幸がやや速めに腰を動
かす。
「いくよ!お母さん」
「い・・ちょ・・待って。もう、す、少しゆっくり・・して。な、成幸の、おっきい
のぉ・・お腹が一杯になっちゃう・・」
宏美はうめき、腰をよじろうとした。痛いわけではないが、肉壺一杯に満ちた肉棒
に息がつまるほどだ。成幸が動き肉棒が膣壁をえぐり上げるたびに頭まで届く快感が
電流のように走る。それが判っているから成幸もピッチを落とそうとはしない。さら
に加速して腰を動かす。
「あ・ああ・あああぁぁぁ!」
今日最初の絶頂がきた。宏美の開きっぱなしの口から悲鳴のような喘ぎが流れる。
目はつぶっているが、顔は弛緩しきり、だらしなくそして淫らそのものの表情にな
る。この声と表情が成幸もたまらなくさせるのだ。腰の動きが更に加速し、新たな悲
鳴を母の口から搾り出した。
「う・・出るよ!」
宏美が二度目の絶頂を迎えると同時についに成幸は我慢できなくなった。そのまま
抜かずに今日二度目の射精をする。
込まれ、子宮の奥までミルクで一杯になった。
一休みの後、二人は浴場に行くことにした。温泉旅館にきたのだから温泉に入るの
は当然なのだが、むしろ旅館内を探検してみたいという成幸のたっての希望である。
本音は他にいるという近親愛カップルを見に行きたいのだが、宏美も密かにそう思っ
ていたので反対はしなかった。
よって二人は浴衣に着がえたのだが、ここで一つの事件が発生した。宏美はこの旅
に備えて下着を上下とも十着以上――替えが頻繁に必要な事態を予測して――用意し
ていたのだが、どうやら昨夜の内に全てが見るのも恥ずかしいようなセクシーラン
ジェリーにすり替えられていたのである。まともな――まあ普通の下着は来る時に付
けていた上下一組以外荷物のどこにもなかった。
「成幸!あなた、だからお母さんの下着をぐちゃぐちゃにしたのね!」
「さあ?なんのことやら」
とにかく浴場へは浴衣でいく以上、下着は必要であるが、唯一まともなものはたっ
た今、宏美自身の愛液でひたるほどに濡れている。結局、ランジェリーから手のひら
ほどの布と紐でできたパンティとシルクの網で作られたかのようなブラジャー――こ
れでも穏便なほうであった――をつけて浴衣を着た。
「でもお母さんの浴衣はいいねええ」
「そう?ちょっと胸の辺りが合わないみたいなんだけれど」
宏美の豊満な乳房が圧力となって浴衣を押しのけようとするので前がはだけないよ
うにするのが大変なのである。
「何言ってんだよ。その見えそうなところがいいんじゃないか。それに浴衣だと下に
すぐ手が入るし」
「もう!」
二人は部屋を出て浴場に向かったが、その間、何組もの泊り客を見た。いずれも男
女の組み合わせで年齢が離れていたり、雰囲気が似ていたりといかにもそれっぽい。
さすがに人前で絡み合っているものはまだいなかったが、互いの距離は普通の家族以
上に接近していた。
周りの雰囲気を確認した宏美は思い切って成幸の腕にすがった。いつもは人目を警
戒して必要以上に距離をおくのだが、ここではやっても良いような気がしたのであ
る。成幸も喜んで身体を密着させたので、二人はかさなるようにして廊下を歩いた。
浴室は一階の庭園沿いにある。大浴槽にサウナ、ジャグジーが付いており、外には
露天風呂が三箇所もあった。予想したとおり、男女の区別はない。一つしかない脱衣
所に二人で入った。
「誰もいないのかな」
脱衣所は二人だけであったが、脱衣籠を見ると三組は入っているらしい。成幸は
嬉々として浴衣と下着を脱いだ。
「・・誰かいるのよね・・」
宏美にとって混浴などもちろん初めてのことである。ちなみに成幸とその父親以外
の男に裸身を見られるのも初めてだ。恥ずかしさで一杯ではあるが、成幸が望む以
上、断れない。短い時間だけ迷った後、宏美はおずおずと浴衣を脱いだ。
浴場には一組の母子がいた。後は外の露天風呂にでも出ているのか姿が見えない。
浴槽に身体を密着させてつかっている母子は、母が四十代半ば、息子が大学生くらい
だろうか。宏美達の姿を認めると丁寧に会釈をした。こちらも裸の母子なのに不審そ
うなそぶりはみせない。ただ男の視線が宏美の裸身を舐めるようになぞり、宏美をさ
らに赤面させた。タオルで前を隠しているのだが、これが小さすぎ、特に胸のあたり
は乳首が両方ともむき出しになっているのだ。
「お母さん。洗ってあげるよ」
成幸が言った。まず最初に身体を洗ってから湯船につかるのが二人の家の入浴法で
ある。宏美は息子に導かれるままに洗い場の椅子に腰掛け、先ほど息子に舐めまわさ
れた身体を洗った。成幸の背中も流してあげる。成幸も宏美の背中を流してはくれ
た。ついでに変なところもいっぱい触るのでお返しにもう半分は立っている肉棒をつ
ねったが、逆に喜ばせただけだった。
身体を洗い終わると二人は湯船に入った。先ほどの母子は入れ替わるように出て行
き、大きな浴槽は二人占めになる。温度もちょうど頃合いのいい湯だったが、すぐに
成幸が退屈しだした。
「露天にでてみようよ。岩風呂と檜、大理石の三種類があるんだって」
言いながら宏美の手を引く。宏美としてはせっかくの二人きりが惜しかったが仕方
なく外へ出た。
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アップデート 2025/01/11 07:10
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